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スタッフブログ

2017-08-29 10:34

車の豆知識 Vo.3


こんにちは~(*´ω`*)
SNSの尾です♪

8月も後半にさしかかり、あっという間に夏が終わってしまうのかーーとすごく寂しい気持ちになっております(寒いのがすごく苦手なので冬が憂鬱なのです。笑)

この夏は、記録的なニュースが色々有りました
東日本では、20日間連続雨が観測され通常の気温より低い日が続き、
一方西日本では通常より気温の高い日が続いて
関東を挟んで2つに別れた形になりました
共通して言えることは、『異常天候警戒情報』がどちらにも出ていたことでした

願うことは、秋の作物に影響の無いこと
多分このままだと、食欲の秋にかなりの影響が出る可能性が・・・
皆さんの胃袋にも、多大な影響が出る可能性が┐(´д`)┌
心配です


さて、前回に引き続き本日も『車の豆知識』をお送りします\(^o^)/
今回は緊急時の強い味方、「発炎筒」について
知ってるようで実際使ったことが無く、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか?

ご存知の方もご存知でない方も、少しお付き合い頂けると嬉しいです(*^^*)

まず、、、
★そもそも発炎筒って何?
正式名称は自動車用緊急保安炎筒と言います。




出典:https://store.shopping.yahoo.co.jp/hcf-yhs/1f-0019.html?sc_e=slga_pla

自動車や船舶等に装備され、鮮やかな赤い炎を上げる筒状の道具です
「発煙筒」と間違えがちですが、正しくは「発炎筒」
煙ではなく、炎!!!

主に緊急時等、事故や故障により、車が公道上で移動できなくなってしまった際に、赤い炎と光によって周囲の車に注意を促すためのものです



★発炎筒を搭載しないと車検に通らないんです!
車検の検査項目には、発炎筒自体の検査項目は厳密に言うとありません
しかし、発炎筒は道路運送車両法上で「非常信号用具」として車への搭載が義務付けられているので、搭載していない場合、車検には通らないのです。


使用期限があるので注意!
発炎筒の使用期限は、JISにより【4年】と定められています。
使用期限の切れた発炎筒は劣化していて、もしもの時に使えないということもあるので、使用期限の切れた発炎筒はすぐに交換しましょう。

★発炎筒の使い方
①収納した場所から取り出す。

②キャップをひねりながら外す。

③すり薬をマッチのようにこすって点火。

④地面に置き、道路脇に素早く退避。(設置の際の置き方は立てておく必要はありません。)
 設置場所はトラブルで動けない車の50m以上後方です。

落ち着いて、必ず安全確認をしてから設置しましょう!


※注意点
・雨天時は点火するまで雨に濡らさないこと。
・トンネル内では使用しないこと。煙がこもり危険です。
・一度使用した発煙筒は再度使用することはできないので、買い直しましょう。
・事故でガソリン漏れが起きた場合など、発炎筒で引火することもあるので要注意!


★具体的にどういう時に使うの?

日本保安炎筒工業会のホームページには、下記のように紹介されています。

①高速道路でパンクや燃料切れで緊急停車をした時


②踏切で脱輪や動けない状態になってしまった時


③カーブ等の見通しの悪い個所で故障等を起こした時


④その他、気象状況悪化による視界不良下で緊急事態が発生した時




★ご存知ですか?発炎筒のライバル、LED非常信号灯!!!
最近では、いわゆる「LEDの信号灯」が多く登場しています。

発炎筒との違いは?
・電池さえ交換すれば半永久的に使用できる。
・20時間程度の長時間使用が可能(昔ながらの発炎筒は通常5分程度、高速道路工事用でも15分程度)
・炎や煙が出ないので、火傷の心配がない。
・底面にマグネットが付いている物もあるので、車両やガードレールにくっ付けることが出来る。
・使い方が簡単なので、誰にでも扱える。


出典:https://www.amazon.co.jp
価格は1000円程度で、電池を交換すれば半永久的に使用できますので、なかなか経済的ですね\(^o^)/

※ただし、長年放置していると電池が液漏れして、緊急時に使用できなることもあります。
そのため、定期的な点検は欠かさないようにしましょう。





非常時に必ず必要になる発炎筒ですが、いざと言う時に使えない!なんてことがないように、使い方の確認や使用期限、電池の確認をこまめにしておきましょう♪