和歌山県橋本市 フロアマット製作専門のFJ CRAFTは、縫製の美しさにこだわった商品を日本全国に販売しております。

スタッフブログ

2020-02-26 08:47

フロアマットのあれこれ(=゚ω゚)ノVol.2


こんにちは~キムです('ω')ノ♪

2月も後半になり少し春めいてきましたね~
先日各地で春一番が吹いたとか吹かなかったとか?

春一番は北日本と沖縄を除く、地域で発表されるそうで
立春(2/4頃)から春分(3/21頃)までの間に、日本海で低気圧が発達し、広い範囲で初めて吹く暖かく強い南よりの風(8m/s以上)としているそうです。

由来は1859年2月13日に長崎県壱岐郡郷ノ浦町の漁師が出漁中に、強風によって転覆し、53人の死者をだしたと言われています・・・
このため「春一番」は春の訪れを感じさせてくれる響きではあるものの、急発達する低気圧を知らせる防災上非常に重要な表現として伝えられています。
当時、漁師の間で「春一」と呼ばれていたのが「春一番」と呼ぶようになったそうです
よ('ω')ノ

ささ、苦手な挨拶的な文章はこの辺にして(笑)
本日の内容の方へ…(^o^)/


今回はフロアマットのあれこれ♪
どんなあれこれかというと~~~♪
特注作製のマット(カット編)!!!!

では早速、
弊社に取り扱いの無い車種、ワンオフ作製など、特注マットをご注文くださる方がいらっしゃいます♪そのご注文をして下さる方の多くは、このような下記の悩みや想いを持たれた方がいらっしゃいます↓↓↓

●純正マットの形状で満足できない
●内装を変更したので特注マットを作りたい
●絶版車でマットが売っていない
取り扱いのない旧車や特殊車種
●分割タイプのマットを一体型タイプにしてほしい
などです。
弊社は、そんなお客様の1人ひとりのニーズに出来る限りお応えできるよう、お客様とご相談をした上で作製させて頂いております(^^)/

オーダーメイドで純正にはないデザインや形状♪
出来る限りのご希望に沿った変更が可能なので世界にひとつだけのマットが出来上がります。
(※作製部分や形状によりお作り出来ない場合もあります)

今回はそんなご依頼を頂きました、特注作製のマットのカット編をご紹介します(^^)

ご依頼の車種は、Porscheケイマン981のフロアマット(^^)/

今回弊社にはケイマン981の取り扱いが無かったため、こちらのマット通りの型ですが特注作製させて頂きます。

弊社の数有る生地の中から今回お選びになられたのは、プレミアムブラックの生地で、裏地がフェルトのタイプです(^^)
プレミアムシリーズは繊維を密集させる製法で厚みがあり、ただ単にフカフカの厚手生地というわけではなく、マットとしての機能や耐久性、運転時にもしっかり踏ん張りの効く生地を採用しています!!

詳しくは
↓  ↓  ↓
https://www.rakuten.ne.jp/gold/auc-fujimoyo-youhin/2016_12/premium.html

特注品は、機械カットではなく手切りなので生地は裁断機ではなくカット台へ、、、

よいしょっと(;''∀'')!!

はじめはこんなロール状の生地♪


このロールを広げ、、、



送って頂いた元のマットを生地の上に敷きます。


そして、トレース(型取り)する前に元マットを動かないよう重りで固定(^^)/ 


固定したら次にカットラインを引いていきます。
ゆっくり慎重に!! 


同様に止め具の位置にも印を入れます♪ ぐりぐり♪


運転席マットにカットラインを入れた後はこんな感じ(^^♪(解りやすくする為濃くなぞっています)


続いて助手席側も同様に♪ 


運転席、助手席共にトレースが終わったらいよいよカット作業です★
ここは緊張する部分です(;''∀'')

手切りですが狂う事無く線の内側をカットしていきます(^^)/
(内側をカットするのはオーバーロックを施工した際に外に大きくなる為、元のマットや型紙より数ミリ小さくカットします。生地によっても切幅は変わるんですよ~)

マットのコーナー部分も正確に♪


こんな感じに♪(*'▽') 


主に手切りの際は通常のカッターナイフを使ったり、超音波カッターなどで生地をカットして行きます(^^) 
(超音波カッター)


カットが終わった生地です(表)


裏はこんな感じ(^^♪


続いて止め具が付く場所に穴あけ作業です!
皮抜きポンチを使い目印を付けたド真ん中に穴を空けます(^^)
(中心がズレてしまうとマット装着時に止め具が装着出来ない、また装着できてもズレが生じてしまうことがあります(ノД`)・゜・。)


しっかりセンター出しして~


ハンマーでド~~ン!!っと叩くと~


ほら♪こんな綺麗な穴が(≧▽≦)

この作業を止め具のある箇所分作業していきます。

穴あけ後です♪  


これで今回ご依頼のマットの手切り作業は終わりです(^^)
この後、いろいろな工程を経てお客様のお手元に届きます♪
その工程のお話はまた次回ににでも。



以上、特注作製のカット部分をご紹介させて頂きました♪♪



(特注作製のご依頼)
ご依頼の際は、必ず弊社までご連絡頂き打合せが必要となります。


(お客様ご自身で型取りされた場合)
ご自身で型紙を用意して型を取られた場合、
トレース(型取り)は、お客様が型取りをされて送って頂いた型紙の「形」をなぞり、作製しますので、お客様が作製された型どおりのマットが出来上がります。
そのため、お取りになられた型紙のラインにガタツキがあれば、マットのラインはきれいに仕上がりませんのでご注意ください。

(純正マット通りでいい場合)
取り扱いのない車種で、純正マットの形状での作製希望の方は、その純正マットを弊社まで送って頂けると作製できます。

(特注型紙の作り方)
用意する紙について
型紙に用いる紙はクラフト紙や一般的なポスター、カレンダーくらいの厚さがベストです。
耐久性のあるものを出来ればお選びください。
ビニールシートなどのビニール製のもの、新聞紙のような薄い紙、ダンボールのような厚すぎる紙は使用しないでください。

ご要望どおりのマットを作製するには、正確な型紙を使いヨレなどが無い状態でトレースしていただく、また可能であれば型取りに弊社にお越しいただけるようお勧めいたします。