和歌山県橋本市 フロアマット製作専門のFJ CRAFTは、縫製の美しさにこだわった商品を日本全国に販売しております。

わたしたちが
FJ CRAFT

We have FJ CRAFT Sprits!

挑戦し続けて次に活かしてきた
職人としての意地

こだわりのマット形状★新型スペーシア編からものすごくこだわりを感じましたが、
藤本社長としての形状のこだわりなど教えていただいてもいいですか?
こだわりのマット形状
形状にはこだわります。
細かなところの積み重ねであって、それが大事にしていることです。

お客さん自身「求めている」ということすら知らない部分なんです。
「求めている」部分だけでなく、お客さんが気付いていないけれど、機能上、美しさからの大切な部分を疎かにしない、これが大事な部分です。

正直、作るのもめっちゃ大変です。


スペーシアのアクセルペダルのところや、フロントシートからセカンドシートまでのセンター部分のこのラインなど、ものすごく独創的ですよね?
運転者目線と形状の美しさ
新型スペーシアなら、この部分はよく汚れると思います。
なので、運転者目線からするとここは塞ぐことが大切!ということでしっかりとカバーする商品にしました。

自分が運転をしていてむき出しの部分ってできるだけ塞ぎたい。
そういうところに限って汚れるんです。
スペーシアだと、小さいお子さんが乗られる場合が多いと思いますので、このセンターラインのところを踏むことは想像がつきます。
だからこそ、ここは覆っておくべき部分と考えるとこの形状に行き着きました。

フロア材は簡単に掃除できないからこそ、マットで覆うことで愛車をキレイにして乗ってもらえればとの想いが一番ですね。


そういったところで言うと、フロント、セカンドなどの概念を超越していますね。
形状によって、縫製なども難しくなると思いますが、なぜそこまでやるのですか?
職人としての意地
うーん、なんででしょうね。


(少し考えて)

(笑顔で)意地ですね!
挑戦し続けてきたからこそ、次に活かしてきた。
経験を積み重ねてきた。
職人としての意地。

だからこそ喜んでもらったときのうれしさは一入(ひとしお)。
ここは、どうだろう?と思う部分で色々と考えて、やってみて共感してもらえると、本当にやって良かったとなりますね。

今も鮮明に記憶している
2011年9月30日の高評価

そのこだわりの形状が喜んでもらえるという
確信になったきっかけなどはありますか?
自分たちで設計して販売したいという想い
そうですね。
当時、ネット販売されているものも市販品とほぼ同じものが多かったです。
ただ、私たちがネット販売を始めるきっかけは、こだわりの形状のものをお届けしたいという気持ちからだったので、一般的な形にしようという気持ちは全くありませんでした。

FJ CRAFTは製造直販をする前は大手メーカーの下請けをしていました。
たくさんのクルマに私たちの製造したマットをお届けできることは、とても大切なことでした。
しかし、長く製造に携わる中「市販品のこれをもっとこうしたらクルマに乗る人は嬉しいんじゃないか」という想いから、 自分たちで設計して販売したいという想いが既にあったからです。

それが一番根底の部分で、今も変わっていませんね。


そして、きっかけの部分は、今でも憶えています。
初めてオリジナルの型を取って販売した
ホンダ フリード ハイブリッド ラゲッジマットの分割仕様です。
これは、シートレール固定の金具むき出しで、そこをカバーできるように分割型のマットをYahoo!オークションで販売したんです。

2011年9月30日にお客様からの高評価で良かったの反響がめちゃくちゃ嬉しくって、
「これだ!」となった大きなきっかけでした。
それからどんどんオリジナルの形状、FJ CRAFTだからこその形のカーマットが販売されていったのですね。
このこだわりの形状で、難しい部分などございますか?
挑戦して得たバランスを考えた設計
やっぱり、最初の頃には、型取りで難しい部分もありました。
どんどん挑戦してきたからこそ、今ではよりフィットする商品にすることができるようになったと言えます。

その形状へのこだわりは当時から変わってはいないです。
やっぱり意地があるからこそですね。



今でも、こだわった形状で型取りしていると「この型、縫製がめちゃくちゃ難しい!」といった現場の声もありますよ(笑)。
縫製をしっかりできる形状であることを考えた上での型取りを重視しています。
無茶な型の場合、縫製する時にしっかりとした縫製ができない曲線や面積がある等すると、それは見た目の美しさだけでなく、機能性も損ないます。
なので、そのバランスを考えた設計が必要となります。
乗る人のこと、縫製する時のミシンの動き、車体にフィットする曲線などをイメージして型取り、これが10年間ずっと最初からやり続けてきたことです。

カーマットが車体と接する流線的なフィット感の気持ちの良さというのが、その型の取り方と縫製技術がマッチしているからこそ実現できます。

自分が買うなら、やっぱり選びたい!
クルマ好きの目線です!

今ではたくさんの種類と色、オプションがあって、
これもFJ CRAFTさんのマットを選ぶ楽しさになっていますが、
最初の頃のカラーバリエーションってどうだったのですか?
販売当初は数種類
最初は、スタンダードシリーズの2色か3色だったと思いますね。
今と比べると、全然無かったですね(笑)。
ドット(四角の)柄※がブラック、グレー、ベージュ、確かその3色でした。
※今はメインで販売していない生地


オプションに関してはどうでしたか?
オーバーロックも数色でオプションで変更ということもやっていませんでした。
黒には黒、ベージュにはベージュという風に揃えていました。
途中から、縁の色を増やしたいという想いから、チェックシリーズのアーバンを開発した時にオーバーロック等の糸も生地を染めた色と同じ色で種類を増やしました。


そういったカラー変更などのオプションは、要望があったからですか?
ヒールパッドは私がやってみようかなというところからでした。
通常のものがちょっと小さかったりするので、ちょっと大きめが欲しいなというところからワイドを検討しました。
マニュアル用のヒールパッドは確かフェアレディーZのマニュアルのヒールパッドを見たときにこれが良いなと思っていたのをワイドのヒールパッドを追加する時と同じタイミングで増やしました。


選べるのがすごいですね。
自分が買うなら、やっぱり選びたい!
クルマ好きの目線です!
今では、20,000通り以上のオリジナリティーです!


今では一般的になっていますが、
10年以上も前でしたら、車内の内装をオシャレにしたい、カラフルにしたいという感じ方はあまり無かったと思いますが、
それは先を見越していたからですか?
カーライフを楽しく過ごしてもらいたい
いえ、この4、5年で様々な内装のクルマが発売されていますが、正直そうなるとまでは考えていませんでした。
当時、クルマが重視されている部分は、走り・広さ・燃費・性能でしたが、ここ最近は居住性や快適さを重視する傾向が強くなっています。
内装は乗っている人がいつも目に付く部分なので、その日のテンションや気分にも影響するので内装面での存在感は大きいと思います。

カーライフを楽しく過ごしてもらいたい、その目線で取り組んでいたから、先にニーズを掴めていたのかもしれないですね。


カラーバリエーションもですが、空気触媒加工もその当時からすると抗菌、抗ウイルスはあまり注目されていませんでしたが、
その当時から、光触媒といった車庫では効果を発揮しにくいものではなくて、ほぼいつでも空気をキレイにする空気触媒を標準加工にしたというのも、ニーズの先を捉えていると言えますね。
狙っているという訳じゃないですが、やはり自分自身がクルマが好きで乗っている時に感じること、クルマの商品を買う時に感じることをカーマットで実現してきた結果だと感じます。
いつでもクルマに乗る人の目線で考えていくことを大切にしています。


「カーマットのプロ」だからこその
使命感

遠くから型取りをしてもらいに来る方もいらっしゃるとお聞きしましたが、
どんなお客様が来られるのですか?
また、なぜ対応していらっしゃるのですか?
型取り対応について
どんなお客様かと言いますと、
販売していない型の場合もですが、内装をいじっているクルマの型を取ることもあります。
その他にも色々させていただきました(笑)。


対応していることは、正直、難しいことをやっていると思います。
他の業者様が対応されていない、ノウハウが無い業者様もいらっしゃって、最終的にFJ CRAFTならお願いできるかもという期待を持ってご連絡いただいている方が多くいらっしゃいますので、その期待にお応えしたいという使命感からさせていただいています。
もちろんできる範囲というのもありますが、関東からといった遠くから来ていただくこともあり、完璧なものを絶対に仕上げたいという想いが出てきます。

その中でめっちゃ難しいというのもあります。
その難しい、大変だった時の経験がノウハウに繋がっていることもあります。
お客様に喜んでもらえることとFJ CRAFTのノウハウに繋がり相乗効果なので、大切だと感じています。

「カーマットのプロ」と謳っているからこそ、そこまでしないとという使命感がありますね。