和歌山県橋本市 フロアマット製作専門のFJ CRAFTは、縫製の美しさにこだわった商品を日本全国に販売しております。

RSS

「#エフボーイ」を探せ‼ #7 吉岡朋紀さん

カテゴリ : #エフボーイ
こんにちは(*^-^*)SNS担当の田上です。
台風一過の青空が広がる今日。夏日になる地域もあるようですね。
体調管理の難しい時期。温度調節できる上着等持ち歩きましょう('ω')ノ

さて、前回は特別編としてエフガールさんの登場でしたが、今回は通常モードでお届けします♫
ご紹介させて頂くのは吉岡 朋紀(よしおか ともき)さん(31歳)
遠方にお住まいにも関わらず、弊社に足を運んで頂いてのインタビューとなりました。
まずは愛車の登場です(=゚ω゚)ノ

☆日産/フェアレディZ/フェラーリレッド/平成4年式

Zナナメ.jpg

なんて綺麗な赤!!インパクトたっぷりの存在感。パッと拝見しただけでも、こだわりがたくさん詰まっているのがわかります( *´艸`)
これはさぞかし車が好きな方なんだろうな~と思いきや
ちょっと意外な告白もチラホラ出てきたりして・・・(/ω\)

まず、フェアレディZに乗るようになったきっかけですが
免許を取得した頃、車に対して特に強いこだわりは無かったという吉岡さん
ひとまず家にあったジムニーに乗りつつ、当時人気があったワゴンRの購入を検討します
しかし、中古車でも結構な値段がするということで断念…
そんな時、壊れたままガレージに眠っているお父様の赤いフェアレディZに目を付けました。
壊れていたラジエーター等を修理して、めでたく乗れる状態に(=゚ω゚)ノ


それが最初の。そして19歳の頃。

「前のの部品が使えるから」というだけの理由で、全く同じ形のZを購入。
しかし後に長く乗ることになるこの車。今思えば
運命的な出会いだったのかもしれませんね( *´艸`)

購入したのは青のメタリック(純正)しかし、乗りたいのは赤い車
以前のZは朱色っぽい赤だったので、同じ赤でも綺麗な赤に乗りたい‼という想いから、塗り替えることに

みんなと同じがあまり好きではないんです

と仰る吉岡さんが沢山の色味の中から選んだのはこだわりのフェラーリレッド
憧れの360モデナの赤色と同じ色をオーダーしたんだそう( *´艸`)

と、ちょうどその頃、友達から勧められて観た一本のDVDが吉岡さんの転機となります

ワイルドスピード.jpgwildspeed2_1.jpg

2001年に公開され、世界的に大ヒットとなった「ワイルド・スピード
言わずと知れた名作で、車好きのみならず根強いファンの方も多いですよね。
その世界観にすっかり魅了された吉岡さん。映画に影響を受けてスポーツカーが好きになり、急に車をイジり出すようになったんだそうです(=゚ω゚)ノ

主人公や仲間たち、劇中に登場する様々なカスタムカーを意識して
ジャンルは「スポーツコンパクト
注)スポーツコンパクト・・・アメリカの学生や若者が安くて壊れにくい日本車を改造して乗り出したことが始まり。
基本的に走行・運動性能の向上のみならず、見せる(魅せる)ことを重要視する傾向があるといわれる。


そこから車の集まりに誘われて色んな所に顔を出すようになります
思い出の場所は泉大津PA・紀の川SA・吉備PA
まさにワイルドスピードのような車がずらーーっと並び、その当時人気のあったカスタム雑誌「D-CAR(現在は廃刊)」に載っている同世代のオーナーさん達もよく来ていて、活気があったんだそう('ω')ノ

19、20歳の頃に色んな人に会って色んな刺激を受けました。振り返ればその頃が転機だったのかもしれませんね

冒頭で登場したZはそんな転機の頃からずっと大切に乗り続けている愛車。
手に負えない部分は業者さんに依頼したりするそうですが、基本的にメンテナンスやカスタマイズはご自身でされているんだそう(=゚ω゚)ノ

「ズボラなんで、メンテナンスは壊れたらそこを直すっていう感じで。純正部品がなければ社外パーツで間に合わせますし」

と仰りながらも、出来る限り自分でできることはやりたいというだけあって、必要な事はとことん調べるんだそうです。
勉強熱心ですね~~と言うと

「右から左です。終わったらすぐに忘れちゃいますから(笑)」とご謙遜

そんな吉岡さんにこだわりのカスタムについてお伺いしました('ω')ノ

・車高を下げる
・社外のホイール
・エアロパーツはヴェイルサイド
・フェンダーとボンネットにはFRPを使用(リアフェンダーワンオフ叩きだし3㎝)

など色々とありますが、やはりこの車で一番インパクトが強いと言えば…
このシザードアではないでしょうか?!

DSC_8179.jpg

カッコいいですね~~( *´艸`)
こだわりのシザードアを実現するため、アメリカから蝶番を取り寄せて板金屋さんに取り付けをお願いしたそうです。

アメリカ製なのでドアを開ける時に少し重くて、ちょっと不自然な開き方をするそうなのですが、普通のドアがこう変身するなんてすごいことですよね。
どんな車でもこうすることが可能というのには、本当に驚きました(゚Д゚)


「ガスの圧力で持ち上げているので、ふいにドアが落ちてくる時もあります。ランボルギーニとかとはやっぱり違いますね(笑)」

Zオープン横.jpg

ふいにドアが落ちるというのはちょっと怖いですが、それでもこだわり続ける姿勢は天晴です。
ドアをオープンにした時を想定してのステッカー配置もお見事!ですね。

ちなみにこのステッカーは、車に使用しているパーツのメーカーロゴでご友人の手作りなんだそうです(^O^)/

マット車内.jpg

こだわりの内装はこちら。弊社のマットをご愛用頂いています(*^-^*)
黒と赤で統一したいと選んで頂いたアーバンレッド。まるで内装の一部のように溶け込んでいますね。ベストマッチです!!

「フロアマットって値段が高くて後回しにしがちなパーツだと思っていました( ゚Д゚)」
そんなイメージから、今まで一度もフロアマットを変えたことがなかったという吉岡さん
ヒールパッドの位置調整ができること、以前の純正品に比べすべりにくくなったこと等
使い勝手も良く、気に入って頂いているんだそうです。

この値段でこれだけやってもらえるなら大満足です。質感もとても良くて汚したくないので、最近は濡れた靴で上がらないようにしてます」
とも言って頂き光栄です( *´艸`)

「あとはオリジナルのロゴ等が入れられれば最高ですね」というご要望を頂きましたが
やはり、こだわりを持つオーナーさん達からは本当にこのお声が多いですね。
いつか実現させたいオプションです(=゚ω゚)ノ

内装といえば…ちょっとご注目↓↓言われるまで全くわからなかったのですが
このシフトノブカバーとコンソールボックスの蓋部分。なんと…手作りなんです(゚Д゚)ノ!

シフトノブと台.jpg

「元のがくたびれていたので、ばらして型紙をとってミシンで作りました。買ったらみんなと一緒になるのが嫌なんで」
と笑顔で仰る吉岡さん


既製品と見紛うほどの出来栄えです!!
元々ミシンがお得意なのかと思えばそうではなく、この為にミシンを購入して教えてもらって縫ったというんですから、更に驚きです!!

DSC_8176.jpgドア.jpg

ドアの内張り部分とボトルの台座もご自分で作ったそう。もはや職人の域。もうあまりの器用さに驚きが止まりません(;゚Д゚)

ちなみに映画で見た事のあるこのボトル。私には謎のアイテムだったのですが、こちらはスポコンの定番アイテムNOS(ナイトラス・オキサイド・システム)
吉岡さんは「ワイルドスピード2」で使われていたNX社製の(ナイトラス・エクスプレス)をチョイス。

本来の目的のN2Oガスをエンジン内には噴射していませんが、CO2ガス充填してソレノイドから噴射する機能は有しているんだそう。
他と被らないようにというこだわりがここにも(=゚ω゚)ノ

そんなお話を伺いながらぐるりと後ろに回ってみると
ん??後ろのエンブレム部分から何やらキラリと反射するものが
こだわりのホイール部分も同じようにキラキラと…もしかしてこの煌きの正体は??

エンブレム.jpgホイール.jpg

そうなんです、スワロフスキー!びっしりと綺麗に付けられています!細かい!!
「女の子ウケが良くなったらいいな(^^♪」という可愛らしい理由で始めたのがやりだすとどんどん夢中になって、付け方やどんな糊を使うかなど試行錯誤した結果、4~5年も剥がれずにこの状態を保てているんだそうです。

吉岡さんのカスタムを拝見していると、相当な手先の器用さもさることながら、かなり根気の要る作業が多いように思われます。
もともと器用だったんですか??と伺うと

「そういえば…小さい頃、なんでもバラしてまた組み立てるのが好だったみたいで
父親のクラウンのダッシュボードのロックをねじで外して困らせたり(笑)
小学校の頃はミニ四駆で地元の模型屋さんの大会で1位とか2位とかもらってました。
何かをいじって何かが変化するのが好きなんでしょうね」との事。

”三つ子の魂百まで”とはよく言ったもので、小さい頃に好きだったことというのは
大人になってからの自分の土台になっていたりしますよね。

インタビュー中によく耳にしたのが「みんなと同じが嫌なのでというフレーズ
同じが嫌なら自分で作ってしまえばいい‼
吉岡さんの凄い所は本当にそれを形にしてしまう所(=゚ω゚)ノ

人と違うようにしようとすると失敗することもあるけど、やって気付く事もある

”失敗を恐れず オリジナルにこだわる”

吉岡さんのカスタムの原動力はそこにあるような気がします
けれど、そのバイタリティはどこからやってくるのでしょうか?

「とにかく暇が嫌い(笑)暇になると不安になる。常に何かをしていたくてじっとしているのが嫌いなんです。」

そう仰るだけあって、何もしない休日はほぼ皆無。
時間を有効に使いたい。とてもマメな方なんでしょうね。
一番の趣味は車いじりですが、好きなことは食べ歩き。そして釣り

スターバックスも大好きで、特に限定メニューには目が無いそうです( *´艸`)
基本的に用のない運転は嫌い(笑)ですが、何かを食べるためにドライブをするのは好きで、お住まいの和歌山県内のみならず遠方まで出かけることも多いんだそう。

かき氷.jpg桃パフェ.jpg釣り.jpgsutaba.jpg

吉岡さんのFacebookには美味しい物の投稿が溢れていて、コメントも複数の方から。
頻繁に更新するそうですが「SNSは文字だけなので、自分が伝えたい事がきちんと伝わるよういつも気をつけているんだそう。
相手のことを思いやる。そんな気配りができる方なんですね。

特にリアルでも繋がっている人とのやり取りが好きということですが、そのネットワークは海外にも広がりつつあるとのこと。

「アイコンが愛車のZだからか、海外のZ好きの方から突然メッセージが届くことがあるんです。その中でメッセージをやり取りするようになって、旅行がてら会いに来てくれたイタリア人の方がいたり。今秋にはドイツからの訪問もあるかも?」との事。

車という共通の好きがあれば国境も越えられるんですね(=゚ω゚)ノ

車を通じて沢山の人と出会って、色んな人の考え方を学べたから、車を好きになって本当に良かった。
いつかフェラーリの360モデナにも乗ってみたいけど、今の車をメンテしながらまだまだ大切に乗ってゆきます(*´ω`*)


お誕生日がこどもの日というだけあって、少年のように純粋で、笑顔が印象的な吉岡さん。
人見知りで話すのが苦手だそうですが、そんな風にみえないのはその笑顔のせいでしょうか??
穏やかで気取らない人柄で、楽しいお仲間が沢山いるのも頷けます。

これからも沢山の人との繋がりを大切に人生を楽しんでいってくださいね(*´ω`*)

マット持ち.jpg

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「あんまり車自体には興味ないんです。でも自分の車には興味あります(笑)」
インタビューの冒頭、そうおっしゃっていた吉岡さん。
セカンドカーも所有していて実際この愛車に乗るのは週1回程度なんだそう。
あんまり洗車もしないし「ほんまに車好きなんか??」とよく言われます。と、冗談交じりに話してくださいました。

けれど、12年かけてカスタマイズされた車体から感じるものは愛車に対する並々ならぬ愛情。
こんなに大切にされて車もさぞかし幸せなのではないでしょうか?( *´艸`)
そんな風に感じる7人目の#エフボーイさんでした。

吉岡さん、この度はお休みのところ遠方よりお越し頂き本当にありがとうございました(*^-^*)
これからもどんな#エフボーイさんとお会いできるのか、今からまた楽しみです(^^♪
次回の更新をお楽しみに♪
 
2017-09-19 11:42:34 | コメント(0)
コメントを投稿する
LINE