車の豆知識~5月といえば自動車税編~
こんにちは♫FJCRAFTです。
5月の中頃のこと。自宅のポストに2通の封書が届いていました。
中を開けてみるとそこには「自動車税」の納税通知書が・・・
マイカー歴の長い方からすると当たり前のことかもしれませんが、車生活2年の我が家にとってはまだあまり馴染みのないこの税金。
しかも昨年頑張って乗用車を購入してしまったものだから、金額が増えることはなんとなくわかってはいたものの…正直震えましたね(;゚Д゚)
【ちなみに我が家の自動車税の例】
乗用車(1500cc車) 34500円 ×1台
軽自動車 12900円 ×1台
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計 47400円
これはなかなかの出費です。大金です。
合計金額もですが、あれ?軽自動車の方の金額にひっかかる。
「ん??い、いちまんにせんきゅうひゃくえん???」
軽自動車税って7000円くらいじゃなかったっけ??(もう15年ほども前の記憶)
どうやら2015年から車齢13年(初年度登録から13年)を超える車は自動車税が15%割り増しになったという事実が判明。
ちなみにJAMAの調査データによると、1800ccの新車を180万円で購入して13年間使用した場合に所有者が負担するお金は税金だけでなんと約170万円!そのうえ13年が経過すれば更に高い自動車税を払う事になるなんて…辛い(;゚Д゚)
そういえば、先日JAFから届いた月刊誌に書いてあって驚いたのが
「自動車に関する税収は約8兆円であり、日本の租税総収入の約8パーセントを占める」
8パーセント?!これまたすごい金額ですよね。
もはや自動車を多く所有している人は高額納税者と呼ぶに値するのでは…
それにしてもなんでそんなに税収が多いのか??
調べてみてわかったのが、自動車に課せられる税金の種類の多さ。
その数なんと9種類!!
◆車の購入時にかかる
①自動車取得税
②消費税
◆持っているだけで毎年かかる
③自動車税
④軽自動車税
⑤自動車重量税
◆燃料にかかる
ガソリン税(⑥揮発油税+⑦地方揮発油税)
⑧軽油引取税
⑨石油ガス税
※②消費税
必ずしも1台の車に対して全ての税金が課せられているわけではありませんが、なんとも複雑で分かりづらいですよね。燃料に対してもこんなに税金がかかっていたなんて。知らなかった…(゜_゜)
しかも燃料に関してはガソリン税を含んだ金額に対して消費税がかけられていて二重課税ではないかという問題もあるそうで・・・
掘れば掘るほどややこしそうなのでこの辺でやめておきますが、とにかく車を所有する=沢山税金を払わなくてはいけないというこの国の構図はよくわかりました。
ちなみにクルマ大国アメリカは極端に自動車税が安く、ある試算によるれば日本の自動車税はアメリカの約24.4倍!ドイツと比べても2.2倍と言われているんだそう。
確かに、これでは車離れの一因と言われてもしょうがないですよね。
都市部の人はともかく、車がないと生活に不便な地域も沢山あるのに…
もう少しどうにかならないものでしょうかねぇ、切実に。
で、この多額の税金は一体何につかわれているのか?
気になりませんか?ちょっと調べてみました(゜-゜)
そもそも自動車に関わる税金は道路特定財源という道路整備(道路の舗装や高速道路の整備、地下鉄、モノレール、幹線道路沿いの光ファイバー網整備などにも使用)だけに使う財源を確保するために創設されてきたもの。
ところが2009年、その道路特定財源は使途を限定せず使えるように一般財源化されたんだそうです。ということは、現在は使い道が特定されていない。
自動車に関する税金だからといって、交通関連に使われているわけではないんですね。
これまた驚きです。
また自動車税は地方税なので、その税収は車の所有者が住んでいる地方自治体のものとなります。しかも使い道が特定されていないので、各自治体はその税金を色んな形で使うことができるということですよね。
私達の支払った自動車税は、一体どんな風に使われているのでしょうか??
なるべく良いことに使われていることを願うばかりですが、どうか使途を明確にして頂いてしっかりと皆の役に立つことに使って欲しいですね(・ω・)ノ
最後に、自動車税の納付は原則一括払いですが事情がある場合は分割で支払うこともできるそうです。※各都道府県によって対応が異なります。応相談。
来年の5月に向けて積み立てでもしようかなぁ…
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました(*´ω`*)