和歌山県橋本市 フロアマット製作専門のFJ CRAFTは、縫製の美しさにこだわった商品を日本全国に販売しております。

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コロナ禍の中、車内の換気ってどうしたらいいの?

カテゴリ : 車の豆知識


こんにちは!
FJ CRAFTです(・ω・)ノ

新型コロナウイルス感染症がますます拡大している中、冬の車内の換気をどうしたらよいか・・・と悩まれている方も多いと思います!

換気のために窓を開けたいけど、せっかく暖まった車内の温度が一気に冷えてしまいますよね。。
でも、換気はしないと・・・と、今までなら考えもしなかったことに悩まされちゃいます・・・(>_<)

先日テレビで見たんですが、窓を開けての換気は開け方によっては車内を循環させるだけで、かえってよくないとも言われていました。


そこで、少しでも不安を解消していただくための豆知識!!
『~窓よりもエアコン!!~』


★エアコンのモードは『外気取り込み』に!★

外気取り込みにすることで、外の空気を取り込み、車内の空気を外部へ放出する事ができます。

★風量は強めに!★

風量を強くすることで、換気効率の向上をはかることができます。

上記の条件で、3分~程度で車内の空気が入れ替わるそうですよ~!
※あくまでも目安です。車の大きさなどによって時間差は変動します。

ちなみに、車のエアコンの外気導入モード・内気循環モードでの車内環境については、2019年にJAFからも検証結果が出ているようです。

高速道路、郊外・山道、市街地という3種の異なる環境をそれぞれ約1時間走行し、車内の環境について検証。

車内の二酸化炭素濃度は、内気循環モードだとスタート時より最大で約6倍近くになってしまいますが、外気導入モードでは二酸化炭素濃度はほとんど上がらないとのこと。

車の空気の換気のためには、エアコンは外気導入モードにしておくのがベストのようです!
少しでも参考になれば幸いです!(*´▽`*)

秋は要チェック!『空気圧』

カテゴリ : 車の豆知識


こんにちは♪
FJ CRAFTです(・ω・)ノ

暑い夏がようやく終わったと思ったら、急に寒くなりましたね・・・(>_<)
一気に秋を迎えたのを実感できます(^^)
秋と言えばスポーツ、グルメ、芸術、、、そして、ドライブの秋ですね!(´艸`*)
休日の長距離運転に備えて気になる、いや気にしていただきたいのが、タイヤの空気圧!


毎月の点検をおススメしますが、気温がグッと下がるこの季節は特に要チェック!!
秋はタイヤ圧を調整する季節と言っても過言ではありません。
なぜなら・・・
 

★秋は急激に空気圧が下がる★

空気は、温度が上がれば体積が増え膨張しますが、逆に温度が下がれば体積が減り収縮します。
その収縮する時期(気温が下がる時期)がなんです。
気温が10℃下がると空気圧が10kPa落ちると言われています!

最近は特に夏の暑さが異常になってきており、今年の夏も40℃近い気温にまで・・・
その異常な暑い時に空気圧を調整すると、熱膨張している状態の空気で調整するので、気温が下がればその差も大きくなり必要な空気圧を下回ってしまいます。

しかも、夏に空気圧を調整したタイミングが、走行後のタイヤが熱い状態だった場合、熱膨張しきった状態なので更に差が大きくなってしまいます。。
そうなると、空気圧が足りなくなり、燃費が悪くなったり、最悪の場合バーストなんて事も・・・(>_<)
それだけ秋の空気圧は重要なんです。

毎年スタッドレスタイヤを履いている人は、もう少しすると履き替える時期になるため、空気圧チェックをさぼりがちに・・・。。
ただ、それが危険になることもあるので、
面倒でもこの時期はこまめに空気圧の点検をするように心がけましょうね。


★タイヤの空気圧が不足すると・・・★

◆燃費が悪くなる。
タイヤの寿命が短くなったり安定性が低下する。
パンクやバーストしやすくなる。
◆雨天走行時にはハイドロプレーニング現象を起こしやすくなる。

などなど・・・全くいいことありませんね。

逆に、タイヤの空気圧が多すぎると以下のような現象が現れます。

◆偏摩耗(センター部)により、タイヤの寿命が短くなる。
◆乗り心地が悪くなる。
◆トレッドが傷つきやすくなる。

など・・・やっぱり一つも良いことありません。。。


★空気圧の点検っていったいどうすればいいの?★

タイヤの種類やサイズ等によって空気圧は異なります。
最適な空気圧は自動車メーカーが車ごとに決めており「車両指定空気圧」と呼んでいます。
運転席ドア開口部など、目立つところに記載されているので確認してみてください。




また、空気圧をチェックするには、ディーラーやガソリンスタンドなどに行けばいいのですが、簡単なアイテムもありますので、1つ持っていてもいいかもしれませんね!(^^♪




車種によってはタイヤ空気充てん用のエアーコンプレッサーを搭載している車種もあるようです。


みんカラユーザーの皆さんの中には、扁平タイヤや引っ張りタイヤにされている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
その場合の空気圧ですが「車両指定空気圧」どおりにされているとすれば、それはとても危険です。
扁平タイヤや引っ張りタイヤは空気圧を高めに入れないといけません!
インチアップ等された場合は、必ず空気圧もきちんと調べておくことをお勧めします!


★空気圧の調整はどこですればいいの?★

〇ガソリンスタンド
〇カーディーラー
〇カー用品店
〇自動車修理工場 等

基本無料のお店が多いですが、中には数百円程度の料金がかかるところもあるようですので、事前にお店にお問い合わせされることをおススメします。
ガソリンスタンドなどではセルフ式が増えてきていますので、はじめは使用方法がよく分からず迷うことがありますが、少しでも分からないことがあればスタッフの方に使用方法を聞くと良いでしょう。

また、空気圧関連についてはいろいろなパーツも販売されており、空気が減ると警告してくれるものや、


エアバルブ部分にセンサーを取付けて、車内で常時エアー圧をチェックできるアイテムなど、

色々なものが販売されていますので、そういったアイテムも要チェックですね!!


最近ではスペアタイヤを搭載していない車種が多くなってきていますので、なおさらエアーチェックは愛車メンテナンスの重要な一つだと思います!
空気圧を整えて、楽しく秋のドライブに出かけましょう!(#^^#)

以上、少しでも参考になれれば幸いです♪

★ギアの仕組み

カテゴリ : 車の豆知識


 この度は台風10号により被災された方々には心からお見舞い申し上げるとともに、復興に尽力されている皆様には安全に留意されご活躍されることをお祈りいたします。

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こんにちは♪
FJ CRAFTです(^^♪

現在生産されている車は98%がAT車(オートマチック・トランスミッション車)と言われています。
トランスミッションとは変速機のことで、歯車や軸などからなり、動力伝達の回転数、駆動力を変化させる動力伝達装置のひとつです。
歯車の組合せによるものはギアボックスとも呼ばれ、自転車がギアチェンジするのと同様に、2輪車や自動車が効率よく変速できるようにするための役割を果たしています。

しかし、最近ではギアを意識することはほとんどなくなりました。
ですが、オートマ車・マニュアル車に関わらず、基本的に車にはギアが備わっています。
今回は、自動車の「ギア」について少しお話してみたいと思います。

※参考・・・
「ギア」が存在せず無段変速する『CVT』や、ハイブリッド車のようにモーターや発電機がCVTと同じ役割を果たすなど、ギアが無い車もあります。
※CVT・・・コンティニューアスリー・バリアブル・トランスミッションの略で、無段変速機とも言われます。


ギアとは?

主にマニュアル車の運転でよく耳にする「ギアを変える」「ギアを上げる」のギアとは、一体何なのでしょうか?

ギアとは、エンジンの動力を車輪に伝える「歯車」のことです。
エンジンが生み出した動力はギアを通して車輪に伝わります。
このギアを変えることで、車輪への動力の伝わり方を最適化しているのです。


ギアの仕組み

車のギアには、1速・2速・3速…などいくつかの種類があります。
自転車の運転を思い出すと、ギアの仕組みがよりイメージしやすくなります。

自転車は、1速だと少しの力でペダルを漕げますが、最高速度はあまり出ませんよね。
一方、2速・3速と高い数字のギアを使うほど、ペダルが重くなり強い力で漕ぐ必要がありますが、その分最高速度も出しやすくなります。

数字が小さなギアほど歯車の直径も小さくなり、少しの力でチェーンを回転させられますが、より速く遠くへ行くにはペダルをたくさん漕ぐ必要があります。
その反対に、数字が大きい=歯車の直径が大きいギアほど1回の回転でチェーンを多く回す必要があるため、その分パワーが必要ですが最高速度も上がります。

・初速は小さいギアで素早く加速する
・加速したらより大きなギアに移行し、最高速度を伸ばす

このように、ギアの大きさを変えてエンジンの動力を無駄なく車輪に伝えることがギアチェンジの仕組みです。


オートマ車とマニュアル車の違い

マニュアル車は、運転手が手動でギアを変える必要があります。
マニュアル車にはクラッチペダルがあり、ペダルを踏むことでエンジンとトランスミッションの間の動力が遮断されます。

この間に変速しクラッチペダルを戻すことで、エンジンとトランスミッションが再び接続され、クラッチがスムーズに切り替わります。

一方オートマ車は、エンジンの回転数や速度に応じて最適なギアに自動的に切り替わります。

オートマ車には「トルクコンバーター」という装置があるため、クラッチを切らずにギアチェンジを行うことができるのです。

冒頭にもお話しましたが、日本ではCVT(無段階変速)を搭載した車も多くあります。
歯車を持たず、滑車のようなプーリーや、球体、円錐などの組み合わせで回転数を変更し、何速と言わず無段階、かつ連続的に変更できるのがCVT。
これによりシフトチェンジ時の“ガクッ”という振動が無くなったり、エンジンの動力を無駄なく車輪に伝えられるため燃費も向上します。
ただ、使い勝手の問題から「何速」と固定するモードを設けたものもあります。


まとめ

オートマ車に乗っているとほとんど意識することはありませんが、すべての車にはギアが使われています。
仕組みを知ると、車が意外と複雑な構造で動いていることが分かり、運転がより楽しくなることでしょう。
ギアの仕組みについて少しでも知識が深まり、今までより車を好きになっていただけましたら幸いです。

★エアコンの臭い・・・気になりませんか?

カテゴリ : 車の豆知識


こんにちは♪
FJ CRAFTです(・ω・)ノ

いきなりですが皆さんはエアコンフィルターって交換してますか?
また、どれくらいの期間で交換するのが目安かご存じでしょうか?
エアコンをつけたら酸っぱい匂いが・・・って、誰しも1度は経験したことがあると思います!


車のエアコンから出る悪臭の原因は、エアコンフィルターのホコリ、もしくはエアコン内部のカビが大半の原因になっている事があります。
そのまま放置しておくと、悪臭が消えないばかりか、カビの胞子や細かなホコリが車内を循環し、健康を害する恐れもあります。

今回はエアコンフィルターの臭いの原因と、自力でできる対策等について解説していきたいと思います。


車のエアコンの仕組みと臭いの原因

車のエアコンは、エアコンガスが気化する時の温度差を利用して冷気を発生させています。
このエアコンガスが循環する際に、エバポレーターという装置を通過します。
このエバポレーターは冷やされたエアコンガスを通過させながら、冷気を蓄える役割を担っているのですが、この時に空気から取り除かれた熱が結露となって水滴ができます。

この水滴がエアコン内部にカビを発生させ、嫌な臭いの原因となります。

もう1つの原因が、エアコンフィルターに溜まったホコリや塵です。

エアコンフィルターは外気から空気を取込む際に花粉やほこり、また小さな虫なども取り除いてくれる部品です!
掃除せずに使い続けていると徐々に汚れていき、フィルター自体が悪臭の原因になります。
どんな車も汚れ具合は同じ・・・ではなく、環境下によって汚れ度合いも違ってきます。
そういった状況の中、長期間交換していないと汚れがどんどん蓄積して正常に働かなくなってしまいます。

もし汚れたまま放置していると・・・
吸込む力が弱くなり、花粉やほこりなどの除去機能が低下。。
車内にほこりも増え、季節的にはカビが発生して異臭が。。
カビが発生した場合、エアコンを入れることで菌を吹き出してると考えるとどうですか?
肺炎等の健康を害する可能性や、いろいろな悪影響を及ぼす恐れがあるため、たかがフィルターと思わず、定期的な交換をおすすめします!

つまり、エアコンから悪臭がする際は「カビの除去」と「フィルターの掃除・交換」の2つの対策が効果的です。掃除・交換は自分でもできるので、臭いが気になる方はまずフィルターをチェックしてみましょう。


エアコンフィルターの掃除・交換方法

エアコンフィルターの交換目安は、ディーラーやカー用品店などでは1年または1万km走行毎に交換を推奨しています!

では、エアコンフィルターを定期的に交換していないと車検には通らないのでしょうか?
・・・車検については問題なく、一度も交換していなくても問題はありません。

ただ、車内環境的にどうなんでしょう・・・って思ってしまいますが・・・(>_<)
これまでエアコンフィルターに手を付けていなかった方は、掃除や交換をすることで臭いを解消できる可能性があります。

車種にもよりますが、ほとんどの車のエアコンフィルターはダッシュボードの裏に備え付けられている事が多いです。
洗って再利用する方法もあるようですが、しっかりと乾かない状況で使用すると更にカビが発生する事も考えられますので、できれば交換をおススメします!

フィルターの交換方法についてはお車の取扱説明書に記載されていますので、そちらをご覧いただければと思います。


暖房を使ってカビの繁殖を防ぐ方法

臭いの原因はエアコン経路の結露による水分に汚れや菌があわさり発生したカビが原因です。
カビは湿気を好みますので、温風を出して湿気を取り除いてやることでカビ防止にもなります。
エンジンを切る前に2~3分ほどでいいので、温風で湿気を除去するように心掛けることでカビ防止にもつながりますよ!(^^♪
カビの除去まではできませんが、繁殖を防ぐことで応急的に臭いを無くす効果が期待できます。


エアコン内部洗浄

最終手段となりますが、エバポレーターの洗浄を行うことで、臭いの元を根本から除去することができます!

ご自身でされてる方も見かけますが、やり方がわからない、自分でやるのは不安という方は、ショップなどにお願いしちゃいましょう!
その際には合わせてエアコンフィルターを交換したほうがより効果的です!


まとめ

車のエアコンフィルターは「臭いがするまで触ったことすらなかった…」という方も多くいらっしゃいます。
フィルターを交換する前は作業が難しく思えるかもしれませんが、実は家のエアコンフィルターを掃除するように、簡単に交換が可能です。

エアコンの臭いが気になる方で、フィルターの交換を一度もされていないという方は、フィルターの交換を検討してみてくださいね。

小さなお子様が乗るお車の場合は特に注意が必要だと思います!
大人と違って抵抗力が少ないので、アレルギーなど出てしまってからでは・・・(>_<)


誰が乗るにしても、いつでも快適な車内環境を整えるように心掛けることが大切ですね!(*´▽`*)

★エンジンの歴史★

カテゴリ : 車の豆知識


こんにちは♪
FJ CRAFTです(^^♪


今の時代、当たり前に走っている自動車に、必ず組み込まれている機械といえば「エンジン」ですよね。

そんな身近な機械だからこそ、その歴史を知らない方も多いのではないでしょうか。
実は、車のエンジンには深い歴史があります。

今回は自動車のエンジンの歴史を、重要な部分をピックアップして簡単にご紹介してみたいと思います( *´艸`)


自動車のエンジンは車を動かすための心臓部分になります。
大きく分けて「ガソリンエンジン」「ディーゼルエンジン」「ハイブリッド」「電気自動車のモーター」に分類する事が出来ると思います。


世界初のエンジンを搭載した自動車は18世紀に誕生した

エンジンは、その定義が幅広く、熱エネルギーを発生させて機械を動かす「内燃機関」はすべてエンジンと呼ばれます。
この仕組みは、なんと13世紀頃から使われていたようです。
※厳密な定義は難しいようです。

そして、内燃機関を搭載した世界初の自動車は、1769年にフランスで誕生しました。

フランス軍の将校であったニコラス・ジョセフ・キューニュー(Nicolas Joseph Cugnot)は、Fardier vapeur(蒸気ワゴン)と名付けた3輪の木製の車を作った。
車体と車輪は大砲の台車を使用し、前1輪、後2輪。船の舵柄(操舵装置)で前輪を制御し走行する。
正面に大きな金属製の水の入ったボイラーを搭載しており、全長8m、幅2.5mとかなり大きかった。
ボイラーにより水を蒸気として利用し、2つのシリンダーへの蒸気流入を制御することによりシリンダー内のピストンを交互に動し、ピストンの往復運動をラチェット機構で車輪に直接伝え、ピストンがシリンダー内を上下するとゆっくりと車輪が回るしくみとなっていた。

最初の自動車が生まれたきっかけは、人の運搬ではなく、戦争に使う大砲を運ぶ目的だったそうです。

世界初の自動車は、時速10キロしか出なかったり、ブレーキがなく事故が頻発するなど、今では考えられないような問題ばかりでした。
しかし、当時の主な運搬手段が馬車だったことを踏まえると、自動車自体が画期的な発明だったのです。
この大砲運搬用の自動車をきっかけに、蒸気エネルギーを利用して人を乗せる、現代の自動車に通ずる乗り物の研究・開発が進みます。


自動車と馬車が並走していた、19世紀のイギリス

蒸気機関と聞くと、イギリスの産業革命が思い浮かびますよね。
蒸気で動く自動車が庶民に浸透し始めた19世紀は、馬車と自動車が同じ道を走る、物流や交通手段の分岐点でした。

蒸気機関の進歩は、それまでの内燃機関と比べると非常に早く、

・1801年、蒸気機関車のデモ走行に成功
・1827年、18人乗りの大型自動車の開発に成功
・同時期、世界初のバスが運行を開始する

などなど、コンスタントに開発が進んでいきました。

一方で、蒸気機関には「大きい」「起動が遅い」「危ない」という問題点も見つかります。
D-51のような蒸気機関車を想像していただけると分かる通り、運転席の車両と乗客の車両を別々にしなければならないほど、蒸気機関は巨大かつ、安全性に欠ける機械だったのです。
すべての問題を解決するには、新しい動力源を開発する必要がありました。

この問題点を改善し、小型化や安全性の向上・大衆へのさらなる普及を目指すために、蒸気機関に代わる内燃機関として、今でいうエンジンの研究・開発が進んでいったのです。

ドイツのニコラウス・アウグスト・オットーはルノワールのガスエンジンを研究し、効率を高めた機関を開発してビジネスを成功。
さらに強力な動力を得るため、彼はボー・ド・ロシャが提唱していた4ストロークエンジンに活路を求めた。
1877年、彼は効率的な内燃機関を作り上げて特許を取得する。
現在も使われているガソリンエンジンの原型で、オットーサイクルの名で呼ばれている。

1871年、カール・ベンツは独立して事業を始める。
困難な課題をすべてクリアし、ベンツはガソリンエンジンで走る三輪自動車「パテント・モートルヴァーゲン」を作り上げたのだ。
1885年に試運転に成功し、1886年に特許が認められた。
これによって、ベンツは世界初のガソリン自動車を作ったエンジニアという栄誉を得たのだ。


その後、
1892年にはドイツのエンジニアだったルドルフ・クリスチアン・カール・ディーゼルがディーゼルエンジンの発明。

また1926年にスイスの蒸気タービン技術者であるアルフレッド・ビュッヒによって発明された排気エネルギーを用いて圧縮機を駆動しエンジンを加圧する排気ガスターボ過給機。
1950年代以降にはターボチャージャーの技術が自動車の内燃エンジンに徐々に適用されはじめます。

1956年にドイツのフェリクス・ヴァンケルがロータリーエンジンを発明。
1964年にNSUが世界初のロータリーエンジン搭載車である「ヴァンケルスパイダー」を発売しました。


エンジンの歴史は奥が深い

世界初のガソリン自動車誕生からまだ130数年。。
そう考えると、人類の発明力の高さや、科学技術の進歩の早さをすごく実感させられます。
そんなエンジンが組み込まれている自動車が、特別な知識や技術が必要なく誰でも動かせることにも感動を覚えますよね。


エンジンの歴史を通してその凄さを実感していただき、車をもっと好きになったり、今持っている車を大切に乗ってもらえたら嬉しいです。

今の車のエンジンは、ガソリンや電気・水素など様々なエネルギーを利用していますが、いずれ太陽光などの自然エネルギーだけで車を動かせるエンジンが開発されるかもしれません。

1989年に公開された映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』でタイムスリップしたのが2015年の世界。
そこではゴミが燃料になっていたり、空中高速道路「スカイウェイ」が存在したり、現実にはまだ追いついていないですが、いつかはそういった時代がやってくるのかもしれませんね( *´艸`)
 
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