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☆車のガラスのUV効果と対策について☆

カテゴリ : 車の豆知識


こんにちは♪

これから梅雨も明け、夏本番になるにつれて紫外線が気になってきますよね。
車内でも太陽光に直接当たってしまうと、「日焼けするんじゃ…」と心配になることと思います。


そこで本日は、
・車のフロントガラスは、どれくらいUVカット効果があるのか?
・UVカット効果をさらに高める方法はあるのか?

上記のテーマを取り上げたいと思います。


★車のフロントガラスには最初からUVカット効果がある★

国産車のフロントガラスは、どの車にもUVカットガラスが使われています。
そのUVカット効果は、なんと99%もあります。
後から紫外線対策をしなくても、実は最初から、紫外線のほとんどを遮断してくれているのです。

すべての国産車のフロントガラスは、2枚のガラスの間に中間膜を挟むことが義務付けられています。
この中間膜が、紫外線を約99%もカットしてくれるのです。
※1987年9月より、安全上の観点から、中間膜という樹脂膜を挟んだ構造の合わせガラスを使うことが義務付けられました。


★自分の車のガラスにUVカット効果があるか確認する方法★

自分の車がUVカットガラスかどうかは、窓ガラスの隅に書かれている表示で簡単に分かります。
窓ガラスの隅に「UV」「UVS」「UVU」と書かれていたら、そのガラスにはUVカット効果が備わっています。



ちなみに、表記による性能の違いは特にないため、「UVと書かれていたら紫外線をカットできる」と覚えておきましょう。
また、フロントガラスは中間膜を挟むことが義務付けられているため、UVの表示はありません。


★後部座席のガラスのUVカット効果は?★

フロントガラス以外の、後部座席のガラスやリアガラスには、車種によってUVカット効果があるものとないものに分かれます。
フロントガラス以外のガラスのUVカット効果は約90%~と、UVカット効果は若干低くなっています。

UVカットガラスであれば長距離ドライブも安心ですが、UVカット効果のないガラスの場合は、後付けの紫外線対策グッズなどが必要です。


特に、後部座席に人を乗せる機会が多い方は、サイドやリアガラスに後付けで紫外線対策を施しておくと安心です。



★後付け可能な2つの紫外線対策★

後付け可能な紫外線対策としては、UVカット効果の高い「カーフィルム」を使用する方法が効果的です。
UVカットだけでなく断熱性に優れるものも多く、夏場でも快適なドライブが楽しめます。

最近では画像の様に車種専用にカットされているフィルムも販売されており、個人で施工される方も増えていますが、自信がない方は専門店やカー用品店などで購入し、そのまま専門スタッフに貼り付けを依頼するのがおすすめです。

余談かもしれませんが、カーフィルムを貼っていたおかげで、粉々に割れたガラスが飛び散らずに済んだ・・・という事もあるようです(^^)

★参考までに・・・
カーフィルムは一般的にフロント3面(フロントガラス・フロントドア)以外のガラスに施工することが基本ですが、一定の条件をクリアすればフロントガラス等にも貼ることは可能です。

フロントガラス・フロントドアに貼付けることができるフィルムは法律で基準が定められており、その基準は『可視光線透過率』で決まります。

・可視光線透過率とは・・・
どれぐらい光を通すかの割合で、0%~100%の数値で表されます。
 0%は光がまったく入らない真っ暗な状態で、100%は裸眼と変わらない状態になります。
・参考までに・・・
トヨタのミニバン、NOAHやVOXYで、フロントガラスが約80%、フロントドアが約72%のようです。
※この数値は車種によって異なりますので、詳しくは各メーカーHP等でご確認ください。

更なるUVカットや断熱効果を求めてフロントガラスやフロントドアにフィルムを貼る場合は、この可視光線透過率が70%以上であることが条件となります!
条件が満たされていない場合は違法改造となってしまうのでご注意くださいね!(>_<)

また、最新の車種などにはフィルムを貼れない場合もあるようです。。
貼れない理由としては、スーパーUVカットガラスで内側にコーティングが施されている場合や、UV(紫外線)とIR(赤外線)双方のカット効果があるガラスを使用していることがあるからだそうで、その場合は可視光線透過率が通常より低くなることが多いらしく、そこにフィルムを貼ることで基準を満たさなくなってしまうからのようです。

フロントガラスやフロントドアにフィルムを貼る際には、必ず専門店やプロにご相談する事をお勧めします!


また、最も簡単な方法は、「サンシェード」を取り付けることです。

外の景色は見にくくなりますが、後付けでも60~80%程のUVカット効果が期待できます。


コロナウイルスがまた拡大しつつありますが、来週開始予定の「Go Toキャンペーン」も控えており、これから少しずつ外出の機会が増えることが予想されます。

夏本番を迎える前に、できる限りの紫外線対策を行いましょう!



★まとめ★

フロントガラスは最初から99%もの紫外線をカットしてくれますが、後部座席はUVカット効果のないガラスが使われている可能性があります。

まずは、ご自身の車のガラスの隅に「UV」と表示されているか確認してみてください。
そして、もし表記がない場合は、後付けの紫外線対策グッズを活用してみましょう。

またその際は、車検に通るように安全基準を満たすことも大切です。
後付けで対策する時は、専門店やプロの方に相談をしてみましょう。


2020-07-16 09:22:45 | コメント(0)
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