先日、『Naoki Motor Build』さんにお邪魔して、型取りさせていただきました。
以前からお世話になっていた、シボレーやラムなどのワンオクのお仕事をいただいていた
”NAKAOKA SSさん”からご紹介を受けて堺市中区にあるアメ車専門店に訪れることになりました
こちらがオーナーの宮田直祈さん
とにかく、アメ車が大好きで寝ても覚めてもアメ車に夢中なNaokiさん
車の整備士専門学校を卒業後、車検整備工場に就職
そのときに、友人に紹介されて仕事が終わってその足で、当時の仕事場(堺)から和歌山県の岩出にあるショップまで3~4年通い続けたそうです
そのお店が、「スピードリサーチさん」
”アメリカンマッスルカー”を主に手掛ける骨太アメ車専門店
’60s~’80sヴィンテージカーをメインにレストア・カスタム・修理・販売をしています
そちらで、確かな技術と知識を得たNaokiさん2012年、一念発起して独立
2017年10月に新居地に移り、リニューアルしました
穏やかな雰囲気、柔らかな話口調が印象的なNaokiさんでしたが、
お仕事のお話を進めていくにつれ、揺るぎない芯の強さを感じ取ることができました
特に、今回”YOKOHAMA HOD ROD CUSTOM SHOW”にエントリーするこの渾身の一台に関しては饒舌に専門的なお話を丁寧にしていただきました
クライスラー社が1928年にエントリーカー部門として立ち上げたブランド【プリムス】
2001年に姿を消すまで約70年以上に渡り展開されていて
シボレー・フォードとともにその当時の自動車の代名詞とされていました
紆余曲折の末、一世を風靡していた【プリムス】は2002年にピリオドを打つことになります
Naokiさんがこの【プリムス・サテライト】に出会ったのは3年前
「この角ばった古い形が好きなんですよ。
元は、ウッドパネルが付いていて、この色はオールペイントし直しました
屋根付きのガレージはもちろん、雨降りの日は外に出しません
ナンバーもちゃんと付いてますから、これで買い物に出たりもします」
なるほど、ナンバープレートもちゃんと付いてました(^_^;)
カスタムの仕方も、昔の部品でそろえるのではなく今時は、あえて今時のインチアップタイヤ、ピカピカのアルミホイール
特に、エンジンに関してはV8エンジンのオーバーホールやチューニング
エンジンルームもピカピカにレストア
そこには”Naoki Motor Build Products”のオリジナルプレート
この「メタリックスカイブルー」はNaokiさんの好きな色
車内には、純正のゴムマットが敷かれていてそれにも水色の『PRIMUS』のロゴが
革のシートももちろん濃紺のベンチシート
運転席におもむろに置かれているのは、エアサスコントロラーのリモコン
これで、車高が変動できます
初めて目の前で動かされてびっくり(゚∀゚)!!!
他にも、お客さんから預かったシボレーのピックアップ
こちらも、こんなきれいな状態で見れるなんて
シボレー「Chevelle yenkoSC」
運転免許証を取得して、初めて乗った車は当時でもすでに旧車だったフェアレディーZS30
当時から、旧車好きだったみたいです
念願の広いガレージには、Naokiさんのイメージ通りのクラッシックアメリカンが散りばめられていて、
ミーティングルームはお客様にくつろいで頂こうと、カフェのような空間
「Naoki Motor Build」オリジナルグッズもアメ車愛にあふれたものでロゴ一つ、全てが素敵でした
自分の夢だったニューファクトリーにお引っ越しして快進撃を続けるNaokiさん
「マッスルカー」というアメリカンビンテージに恋して、最善の方法で
一台一台と向き合い、それぞれのエンジンの音に応えて行く
昨今、車があふれて身近にあるものだからこそ
自分だけの1台に出逢えた喜びに共感し、構築していく
職人と言ってしまうとそれまでで使い古した言葉かもしれないけど
「カッコいい」「憧れだった」最初にその車を選んだ理由
そこから、乗り出しまでにかかる膨大な時間とそれ以上の気の遠くなる工程
「Naoki Motor Build」さんのこれからにますます注目です!!!
アメ車・旧車が気になる方は是非に♪
「Naoki Motor Build」
アメリカンカービンテージカーカスタム、販売、車検、板金、オートローン、保険リース
〶599-8241 大阪府堺市中区福田535
☎072-236-7300 FAX072-236-5400